【人工肉】ビーフ0%のハンバーガーと管理栄養士とビジネス
ツイッターを眺めていたら
「ビーフ0%のハンバーガーが作られて、それを大手企業が販売することになった」
といったニュースが出ています
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44006340Q9A420C1X11000/
ニュース引用元:日本経済新聞
記事の詳しい内容は読んでいませんが、今度はGoogleで調べるとバーガーキングは本当に販売へ向けて動き出しているとのこと
なるほど、アメリカでも健康志向のブームがきているのでしょうか
でも私個人の管理栄養士の考え…というより我々日本人なら、この記事を見た時にすでに思うところがあるはず…
日本ってすでにそういう感じの事やってない??
確かに大手企業がビジネスの為に大豆ビーフを使うというのはかなり画期的ですが
日本でもハンバーグを作る際に豆腐をタネの中に入れてカサ増しとかをやっているわけで
さすが、アメリカ!
何が言いたいかって
そういった所からビジネスに繋げられるかってやはり重要ですよね
日本も、そういった新しい視点でのビジネスに負けて欲しくない!
特に「ヘルシー」を持ち味にした「和食ブランド」を持つ日本と、その企業であれば海外ではある程度高い評価は貰える気はします
カサ増しハンバーグの歴史(?)があったのだから尚更思います
ただ、今回の開発にはぱっと見、日本の有名な大豆食品企業様の名前も入っていたし共同開発などはしていそうです!良かった
さて、管理栄養士の目線での話ですが
牛肉のミンチだとどうしても脂質が多くなってしまうので、大豆を使うことでそれをカットできるのは大きいと思います
また動物性たんぱく質に偏る事なく植物性たんぱく質も摂取できることはかなり大きいのではないのでしょうか
両方のたんぱく質をバランスよく取っていくことは重要です
ただ、脂質を落とすことによって
・タネのつなぎが難しいのではないか、その対策で油分を使っているのではないか
・脂質が少ないことによる、食感のボソボソ感やうま味の減少懸念
が挙げられます
もちろん大手企業が商品販売にまで至ったモノなのでその辺りはきちんとされているのでしょう
大豆にももちろん脂質はありますし
でも限りなく肉に近い再現性であるのならば、その技術は是非知りたいものです!
そうすれば今夜の夕食の質はかなり上がりそうな予感…(笑)
あと今回書いててふと思ったのは
日本の持ち味を生かすということであれば
米粉や米粉麺がとりあえず思い浮かびました
これからもっとどんどん研究していってビジネスにできれば市場ではかなりチャンスはあると思います